昨年の12月のお話です。自分のレパードで横浜に。ツーリング仲間と合流して大黒PAに。
大黒PAは旧車に限らずいろいろな珍しいお車が集まるところなのですが、レパードは私の1台。
サービスエリアに車を止めると1人の若者がてくてくと来まして、レパード見せてくれますかと。
ずーっと欲しかったみたいでいろいろとお話しました。
ツーリング仲間の1人も旧車に詳しい車屋さんでして。
なんだかんだありまして、その若者がレパードオーナーになりました。笑
オークション会場で購入されて、整備されて、ナンバー付く前に当店に入庫。コーティングの運びとなりました。
今年、F31レパードのコーティングは4台目になります。
※コーティング施工後写真です。
半年前に1度オークション会場に見に行ったらしいのですが、奇跡的にまだ会ったそうです。
それなので、半年は少なくとも野ざらし放置状態の車両です。
とりあいず私のレパード(サンプル)を持ってきて、コーティングの種類と、作業メニューを決めました。笑
・ボディガラスコーティング(PROMAX EXE)撥水。光沢感艶感重視のコーティングになります。
・ウインドコーティング全面、うろこ、油膜除去作業。
プチレストア状態で、3泊4日かけて作業させていただきました。
まずは、室内をすみずみまでバキューム清掃、簡易汚れ落とし。ルームクリーニングを終えて足回り洗浄に。
ホイール洗浄はいろいろな洗剤を使って洗浄。結構お時間かけました。
※ボディガラスコーティング施工後写真です。タイヤWAX塗布してあります。
ボディは、結構いろいろと貼ってあったり、塗装ミストあったりと。汚れ満載です。
窓ガラスのウロコと油膜落としの磨きに。窓枠にマスキング(養生)します。
1枚1枚ウロコの状態を確認しながら、丁寧に磨いていきます。
窓ガラス磨きが終わり、ボディの細部洗浄に。やはり長く放置されたお車、汚れも比例して蓄積されておりました。お時間かけてボディのすみずみまで洗浄します。
(エンブレム周り、ドア枠、バンパーつなぎ目など)ボディ鉄粉除去作業、ボディ洗浄。
マスキング。
マスキングは磨きから出るコンパウンドの粉が細かい箇所に侵入を防ぐ役割をもち、角々まで磨ける、機械で磨いている時、部品・パーツを破損させない為などの用途があります。
どのように磨いていくかを想像しながら養生していきます。
マスキングも慎重に、テープ剥がすとそのまま一緒に塗装が剥がれてしますこともありますので剥がすときも慎重に。
磨きの工程は、3から場所によっては5工程磨き。
新車から30年以上のお車ですが、まだオリジナル塗装も残っていたり、再塗装を何度もされているところもあったりと、部分部分確認しながら磨いていきます。
磨き後、もう1度脱脂洗車します。
この時に洗車傷、拭き傷が入らないようにかなり気をくばります。
磨きから出るコンパウンドの油分を除去するのと、コンパウンドかすは隙間隙間のどこかしらに侵入しているので一緒に洗浄しながら除去します。
脱脂洗車をきちんやらないとガラスコーティングはボディの塗装面に定着しないので念入りに。
水気を拭き取り、コーティング剤を塗り込み、乾燥拭き上げ。
ボディは(PROMAX EXE)撥水。光沢感艶感重視のコーティングになります。
窓ガラスはフッ素のコーティング剤を塗り込みました。
窓ガラス清掃、タイヤWAX塗布して完成です。
少しナンバー取得まで時間ありましたので、当時の化粧プレートをつけて保管しました。
実にいい。笑
平成3年のお車も新車みたいに復活いたしました。
太陽光の下で最終チェック。
深みのあるダークブルーツートンに。
経年車は新車のように。
最後は、わたしのレパードと並べて記念写真。笑
わたしのレパードはホコリも付いているせいかくすんで見えます。涙
オーナー様に、ナンバー付く前にお車みに来ていただいた所、大変喜んでいただきました。
そして、ナンバー付いたらそのまま大黒PAにそのまま走りに行きました。
この度は当店をご利用していただきありがとうございました。
ピッカピカピカのレパード維持いたしましょう!!
posted by FIRST STAR at 16:53| Comment(0)
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